エアコンの穴あけ工事

エアコンを取り付ける際、「穴あけ工事」と呼ばれる作業をしなくてはならないケースがあります。 

穴あけ工事は、エアコンの種類やお部屋の構造により必要となる作業です。 

 

そこで今回は、穴あけ工事の内容や費用相場について紹介します。 

穴あけ工事をすることになった場合に焦らないためにも、ぜひ参考にしてください。 

エアコンの穴あけ工事とは 

エアコンの穴あけ工事とは一体どのようなものなのかを見ていきましょう。 

エアコンの穴あけ工事の内容 

エアコンの穴あけ工事とは、室内機と室外機を繋ぐ配管を通すための穴を壁にあける工事のことです。 

一般的なエアコンの設置工事には含まれていないケースがあるため、別途費用で依頼する必要があります。 

 

工事内容としては、まずエアコンの据付板の設置から始まります。 

そして、勾配を意識した穴あけ位置の確認が、職人の技量が試されるポイントです。 

また、壁内部に柱や筋合いがないかの確認は、工事後のトラブルを防ぐための重要な工程となります。 

準備が整ったら、いよいよ壁に穴をあけていきます。 

穴あけ後には、スリーブによる穴の保護がされ、工事終了です。 

エアコンの穴あけ工事の費用 

費用は、壁の材質により異なります。 

以下は費用の目安です。 

 

エアコンの穴あけ工事の費用相場 

ALC壁・モルタル壁:5,000円~ 

タイル壁・レンガ壁:6,600~10,000円 

コンクリート壁:10,000~25,000円 

エアコンの穴あけ工事の注意点 

エアコン設置のため、壁に穴をあける前に確かめておきたい注意点について紹介します。 

賃貸物件やマンション・公団の場合は管理者に相談する 

一般的に、賃貸物件は退去する際の原状回復が原則です。 

エアコン設置のために壁に穴をあけても問題ないか、事前に確認しましょう。 

また、マンションや公団でも近隣住民との兼ね合いがあるため、管理者に相談してください。 

壁の種類によっては工事が不可能な場合もある 

穴あけ工事の可否は、壁の材質に関係します。 

タイル壁などは材質上、あけられないこともあるでしょう。 

不安な場合は、事前に工事業者に相談することをおすすめします。 

必ず下り勾配の穴あけ工事を依頼する 

失敗例として多いのが、ドレンホースが室内機から室外機にかけて上り勾配になってしまっていることです。 

下り勾配でないと、ドレンホースが水平または逆流する状態となり、水漏れやカビ発生の原因となるかもしれません。 

ホースがしっかり室内から室外に下って出るように穴をあけてもらいましょう。 

穴あけ工事が不要なエアコン 

賃貸物件のため壁に穴があけられなかったり、設計上十分なスペースがなかったりする場合は、工事が不要なものをおすすめします。 

 

窓枠に取り付ける「窓用エアコン」は、室外機が要らないため穴あけ工事も不要です。 

 

窓用エアコンは、3~4万円程とリーズナブルな価格で購入できます。 

小型のため7畳程度の部屋向けのエアコンです。 

一定のパワーで出力し続けるため、こまめな温度調節が必要となります。 

また、消費電気量が多いため電気代が通常のエアコンより高くなりがちです。 

運転中は窓を半分ほどあけていないといけないため、防犯対策として窓用補助錠を設置しなくてはならなりません。 

配管を通すために外せない穴あけ工事 

いかがでしたでしょうか。 

今回はエアコンの穴あけ工事に関して説明しました。 

穴あけ工事の必要性や注意点がお分かりいただけたかと思います。 

 

ぜひ、トラブルを防いで、お部屋の構造に適した穴あけ工事を依頼してください。 

 

株式会社スマイルパートナーでは、累計1,000万台を超えるエアコン工事を行ってきた熟練のスタッフたちがエアコン室外機の水没に関する修理・点検を行っています。 エアコン周りでお困りの方はぜひ一度コチラから相談してみてください。 

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