エアコンの試運転の正しい確認方法

エアコンの試運転の正しい確認方法をご存知ですか。 

エアコンの試運転は、お部屋が冷える、または暖まるかの確認だけでは十分ではありません。 

正しい手順で徹底的に確認することで、事前に不具合を発見できます。 

 

そこで今回は、試運転の準備方法や確認点を解説します。 

エアコンを新調した方や、久々にエアコンを使おうとしている方は、ぜひ参考にしてください。 

エアコンの試運転の準備 

試運転の正しい準備手順を見ていきましょう。 

電源を入れる前の確認をする 

まず、すぐに電源をつけずにエアコン周辺の準備をしましょう。 

 

始めに、エアコンの電源がしっかりとつくように、ブレーカーが下がっていないかを見ます。 

次に、電源プラグやコンセント周りにホコリが溜まっていないかを見ましょう。 

ホコリが溜まった部分で起きやすいトラッキング火災などには注意が必要です。 

また、エアコンのフィルターに汚れが溜まっていないかも見落としてはいけません。 

さらに、室外機周辺が整理され、放熱できるスペースが確保されているかもエアコンの運転に大きく関わります。 

 

最後に、リモコンの電池が十分に入っているかを確認し、万全の準備でエアコンを使い始めましょう。 

冷房運転を始め、最低温度で設定する 

エアコンの試運転では冷房機能を作動させます。 

ここでのポイントは、最低温度に設定することです。 

室温より低い設定温度で連続運転させ、部屋が十分に冷えるかをチェックします。 

10〜30分間様子を見る 

エアコンがしっかり作動し始めるまでには10~30分待ちましょう。 

異常を検知するのに必要な時間です。 

室内機だけでなく、室外機の圧縮機が正しく機能しているかを確認しなければなりません。 

エアコンの試運転で確認すること 

では実際に試運転させた際、確認する点を解説します。 

室内機から冷風がしっかり出ているか 

冷房機能が作動しているか、一番分かりやすい確認点でしょう。 

冷風が放出されている場合、室内機の熱交換器やファンが正常通り作動していると考えられます。 

室内機の吹き出し口から水漏れがないか 

ボタボタとかなりの水漏れ確認される場合、ドレンホースが曲がっていたり、内部に汚れが詰まっていたりする可能性があります。 

フィルターや室内機内部の汚れつまりが原因で、結露水が上手く排出されていないかもしれません。 

フィルターの掃除は自宅でも簡単にできるため、すぐにお手入れをしましょう。 

また、室内機内部を自分で掃除するのは難しいです。 

故障や事故を避けるために、プロのクリーニングを依頼するのも良いでしょう。 

 

当サイトでは、内部を掃除する事によるメリットをご紹介しています。

詳しくは、エアコンの内部を清掃するメリットの記事をご覧ください。

異臭・異音がしないか 

異臭はフィルターの汚れが原因かもしれません。 

一度フィルターを外して確認しましょう。 

また、運転中の多少の異音は避けられません。 

ただし、大きい音がずっと続く場合は、ファンに傷がついているなど故障の可能性があります。 

業者に点検してもらうことをおすすめします。 

ランプの点滅やエラー表示がないか 

ランプの点滅やエラー表示が続く場合、異常がある恐れがあります。 

取扱説明書やリモコンなどでエラーコードを確認しましょう。 

また、修理・点検の相談は購入先やお客様窓口にて行ってください。 

事前の徹底確認で安心してエアコンを使おう! 

いかがでしたでしょうか。 

今回はエアコンの試運転の手順と確認ポイントを紹介しました。 

 

新品のエアコンを設置した後や、毎年のエアコンシーズンを迎える前に、簡単に確認しましょう。 

 

株式会社スマイルパートナーでは、累計1,000万台を超えるエアコン工事を行ってきた熟練のスタッフたちがエアコン室外機の水没に関する修理・点検を行っています。 エアコン周りでお困りの方はぜひ一度コチラから相談してみてください。 

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