エアコン工事で必要な工程となるポンプダウン作業をご存知ですか?
この作業は、短時間でできる作業ですが、エアコンを移動したり取り外したりする際に重要な工程と言えます。
個人で行うこともできますが、作業中に危険を伴う可能性があるため、注意が必要です。
今回は、ポンプダウン作業の内容や行う上での注意点、そして必要とする意味についてそれぞれ詳しく解説していきます。
エアコンのポンプダウン作業って何?
ポンプダウンとは、室内機や配管の中に残ってしまったガスを取り除く作業のことです。
実際には、抜いたガスを室外機の中に戻すという工程になるため、室外機のカバーやバルブキャップなどを取り外して行う作業です。
作業は、専門的な機械を必要とするわけでなく、プラスドライバーや六角レンチ、スパナーなど身近にある工具を使って取り外していきます。
またマニホールドゲージを使用することで、しっかりとガスが戻っていることを確認しながら行えます。
ポンプダウン作業はなぜ必要?
エアコンは、部屋を冷やすために冷媒ガスが循環することで温度を調整できます。
室外機で熱交換を行い、冷たい風を配管からエアコンに送ることで初めて部屋の中に冷たい風が吹き込まれるという仕組みになります。
この作業を行わずに取り外してしまうと、冷媒ガスを室外機の中に戻りきれていないことになるため、移動後エアコンの効きが悪くなってしまう恐れがあります。
取り外しを行う場合には、必ずエアコンから冷媒ガスを回収することが大切です。
当サイトでは、エアコンを取り外した後の設置についてのご紹介もしています。
詳しくは、エアコン配管の再利用に伴うリスクの記事をご覧ください。
エアコンのポンプダウン作業を行わないと爆発する危険性がある
エアコンのポンプダウン作業を行わない場合、エアコンの効きが悪くなるだけでなく、爆発を起こす危険性もあります。
配管に残った冷媒ガスは、皮膚に触れることで火傷を起こすことがあり、さらに目に触れると失明する可能性も考えられます。
また最悪の場合は、爆発を起こす危険性もあると言われているため、こちらの作業を行わずにエアコンを取り外さないよう注意しましょう。
ポンプダウン作業は業者への依頼が賢明
ポンプダウン作業は、必ずガスが配管から抜けきっていることを確認する必要があります。
エアコンは、大変デリケートなものであるため、取り外し方を間違えてしまうと、エアコンの効きが悪くなる恐れが十分にあります。
こちらの作業は、身近にあるものでできる作業ではありますが、トラブル回避のためにも業者に依頼する方が賢明と言えるでしょう。
エアコンのポンプダウン作業なら業者に依頼!
ポンプダウンは、怪我を起こす可能性もあるため、注意が必要な作業です。
安全且つエアコンの機能を損なわないためにも、信頼できる業者に取り外し作業を依頼するようにしましょう。
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