エアコンは暑い夏や寒い冬になくてはならない家電ですが、家電の中で最も消費電力が大きいのもまた事実です。
夏場・冬場のエアコン使用頻度が高い人は、月末に電気代をチェックするが億劫になることが多いのではないでしょうか。
一般的な家庭では、月間電力消費量の4分の1がエアコンによるものと言われています。
2020年度の2人世帯の月間平均電気料金は約9500円(総務省統計局データより算出)です。
本記事では、「エアコンの稼働効率はそのままで消費電力を抑えたい」という方に向けて、明日からできるエアコンの節電方法を3つご紹介させていただきます。
月の電気代が1万円を超えてしまっている方は特に、最後までご覧ください。
エアコンの節電方法①送風機を活用
送風機をエアコンが設置されている対角上に配置することで、エアコンによる空気の循環を促進することができます。
空気の循環を良くすることで、より短時間で部屋を暖めたり冷やしたりできます。
結果的にエアコン稼働の時間を短縮できるため、節電につながるのです。
扇風機や、小さいエアサーキュレーターなどが送風機としてぴったりですので、ぜひ購入の検討をしてみてください。
エアコンの節電方法②風向きの調整
暖房の場合は風向きは下に、冷房の場合は風向きは上もしくは水平に設定しておきましょう
暖かい空気は軽いため上に、冷たい空気は重いため下に溜まりやすいという性質があります。
風向きを調整することで温度設定を1〜2度上げ下げしても、元々の稼働効率を維持することが可能です。
エアコンは温度を1度変えると消費電力が約10%変わります。
風向きの調整をして温度を1度あげるだけで、同じ稼働効率で消費電力を抑えることが可能です。
エアコンの節電方法③点けっぱなしにしておく
「点けっぱなしは逆に電気代がかさむのでは?」と考えますよね。
ですが実は、エアコンの稼働において一番電気を消費するのは運転のオン・オフを切り替える時です。
つまりこまめに運転のオン・オフを繰り返してしまうと、かえって大幅に電力を消費してしまうのです。
ただし、どんな場面でも点けっぱなしが有効というわけではありません。
まず、点けっぱなしにする場合は、必ず自動運転に設定しておきましょう。
「自動運転」設定は、部屋の温度調節だけでなく、消費電力についても効率化が行われます。
つまり、室温に合わせて最適な温度設定、消費電力を行っているのです。
その上で、具体的に点けっぱなしが節電に役立つのは以下の2つのケースです。
・3時間以内の外出をする場合
・外気温に対して設定温度が乖離している場合
短時間で外出を行う場合は、部屋の温度変化がさほどないため、点けっぱなしにしていた方が節電になります。
また、エアコンは現在の室温から設定した温度にするために電力を多く消費するため、外気温と設定温度の乖離が大きいほど総消費電力が多くなります。
例えば、外気温が35度で設定温度が27度、など温度の大きな乖離がある場合、自動運転で放置していた方が効率的な節電になるのです。
当サイトでは、エアコンの効率的な稼働方法についてご紹介しています。
詳しくは、エアコンの効率的な稼働方法の記事をご覧ください。
エアコンの節電をして支出を抑えましょう
いかがでしたでしょうか。
本記事をお読みいただくことで、使用時の効果的な節電方法についてご理解いただけたと思います。
月の電気代が1万円を超えている方は特に、本記事で紹介させていただいた方法を実践して、エアコンでの節電をしてみてください。
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