「最近、暖房の効きが悪くて困っている」「なんで暖房の効きが悪いの?」
本記事では、上記のような悩みをもつ方に向けて、エアコンの暖房が効かない原因となっているケースについて具体例を4つ解説します。
暖房が効かなくて困っている方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
エアコンの暖房が効かない原因①性能上の問題
現在お使いのエアコンは、お部屋の広さに適合した性能を持っているでしょうか。
エアコンは部屋の広さに合わせて、消費電力や暖冷房効率などの性能が異なります。
仮に、20畳近くの広い部屋に対して、7〜8畳タイプのものを使っていたとしたら、それは明らかな性能不足です。
性能が部屋の広さに不適合だと、以下のような問題を起こしやすいとされています。
・エネルギー消費が大きい
・常にフルパワー稼働であるためエアコン本体に高負荷がかかる
・パワー不足
上記のような要因が元となり、結果的に暖房がうまく効かないという症状が生まれるのです。
エアコンの暖房が効かない原因②冷媒ガス漏れ
「冷媒ガス」とは、エアコンの配管内に含まれているもので、この冷媒ガスが液体から気体に変わる際の熱吸収や、気体から液体に変わる際の凝縮熱によってエアコンの冷暖房機能が賄われています。
通常、この「冷媒ガス」は配管内に約1kgほど封入されていますが、ガス漏れを起こしてしまうケースがあります。
「冷媒ガス」の漏れが発生してしまうと、十分に熱を発することができず、結果として効きが悪くなってしまうのです。
ただし、「冷媒ガス」は文字通りガス物であるため、取扱が非常に危険です。したがって、無闇に触らずに専門の業者に点検を依頼するようにしましょう。
エアコンの暖房が効かない原因③室外機の故障
室外機は外に置いてある分、チリやホコリが詰まりやすかったり、雨風の影響によって不具合を起こしたりしやすいです。
室外機の吹き出し口にチリやゴミが溜まり、ファンの風通しが悪くなることでエアコンの効率が悪くなることがあるため、暖房の効きが悪くなったら室外機周りのチェックをしてみましょう。
当サイトでは、エアコンの室外機を掃除する頻度についてのご紹介もしています。
ゴミを溜めないように適度に掃除をしましょう。
詳しくは、エアコンの室外機を掃除する頻度の記事をご覧ください。
エアコンの暖房が効かない原因④霜取りモード
機種によっては、暖房を一定時間つけ続けると「霜取りモード」に自動で切り替わります。
②でも触れたように、エアコンは冷媒ガスの状態変化による熱吸収や凝縮熱によって冷暖房機能を維持しています。
一定時間暖房をつけると、室外機からは冷たい風が吹き出すため、配管内に霜ができやすくなります。この霜を取り除くために、エアコンには霜取りモードというものが存在するのです。
その結果、霜取りを行っている間は暖房が効かなくなってしまうため、エアコンが効いていないように感じてしまいます。
暖房が効かない原因はさまざま
いかがでしたでしょうか。
本記事をお読みいただくことで、エアコンの暖房が効かないいくつかの原因と対策をご理解いただけたと思います。
本記事で紹介した例以外にも、不調にはさまざまな原因があります。自身で調べてみても原因が特定できない場合は、専門の業者に点検を依頼するようにしましょう。
株式会社スマイルパートナーでは、累計1,000万台を超えるエアコン工事を行ってきた熟練のスタッフたちがエアコン室外機の水没に関する修理・点検を行っています。 エアコン周りでお困りの方はコチラから一度相談してみてください。