エアコンの取り付け位置次第で、エアコンの効き目が変わるという話をご存知でしょうか。
実はエアコンの取り付け位置は、その後のエアコン性能をフルに発揮できるかどうかの大きな決め手になるのです。
今回は、エアコンの取り付け位置について詳しく説明します。
自宅のエアコンの効き目を最大限発揮させたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
エアコンの取り付け位置のポイント
エアコンの取り付け位置は、いくつかポイントがあります。
今回は、特に重要なエアコンの取り付け位置のポイント3つについて説明していきましょう。
当サイトでは、エアコンの取り付け位置について、別の記事でも紹介しています。
詳しくは、エアコンは設置位置が重要の記事をご覧ください。
壁の短いほうに取り付けること
正方形の部屋というのはそれほどありません。
日本の住宅は、ほとんど縦横で長さが違うように設計されています。
この時、エアコンは壁の短いほうに取り付けると効果が上がるとされています。
エアコンの風は、当たる面積が大きいか小さいかで決まります。
このため、エアコンは壁の短いほうに取り付けた方が効果的なのです。
壁にある配管穴よりも高いところがベスト
壁にエアコン本体と室外機をつなげる配管を通す穴よりも、高いところに本体を取り付けましょう。
エアコンの中には水が溜まり、それを排出するためにドレンホースが取り付けられています。
この水がきちんと流れるようにならないと、エアコンが機能をフルに発揮できなくなります
室内機と室外機の距離は近くに!
室内のエアコン本体と、外に設置する室外機の距離は近い方がいいでしょう。
長くなればその分、配管が長くなってしまい、せっかく取り込んだ空気が十分に行きわたらない可能性があるからです。
特に冷房は、配管が長いと冷やされたはずの空気が温まってしまい、効果を発揮しないままになってしまします。
できれば、エアコン本体のすぐ後ろ側に室外機を取り付けることをおすすめします。
エアコンの取り付け位置は建物によって違う
エアコンの取り付け位置は、建物のタイプによって違います。
現在は住宅事情の変化もあって、マンションに住んでいる人も増えてきました。
では、どのように違うのかを詳しく見ていきましょう。
マンションタイプの場合
マンションやアパートに住んでいる人は、次のように考えてみてください。
- 1、配管穴はどこにあるか
- 2、室外機はどこに置けるか
- 3、部屋の大きさを考慮したエアコンを選び、取り付け場所を決める
マンションの場合、最初から配管穴が付いていることがほとんどです。
室外機の場所も同じように決められていることが多いので、場所に関してはそれほど困ることはないでしょう。
ただし、室外機の場所が決まっているために、大きなタイプのエアコンが付けられない場合もあります。
部屋のサイズと適合したエアコンが取り付けられない場合は、サーキュレーターなどで空気を循環させることも考えてもいいでしょう。
一戸建てタイプの場合
一戸建ての場合、マンションと違って配管穴・室外機の位置はある程度自分で決めることができます。
そのため、取り付け位置を考える手順が少しだけ違ってきます。
- 1.居住スペースからエアコン本体の場所を決める
- 2.室内機近くで室外機の場所を決める
- 3.配管穴の場所を決める
一戸建ての場合、エアコンの位置を先に決めてから、取り付け業者に相談することもできますが、先に業者に相談してから取り付けた方がいいでしょう。
特に配管穴の場所を見ておかないと、家の強度に大きく影響してしまうからです。
必ず一度、専門業者に相談することをおすすめします。
エアコンの取り付け位置で効き目も電気代も激変!
いかがでしたでしょうか。
エアコンの取り付け位置の決め手と、マンション・一軒家での取り付け手順について説明してきました。
エアコンの機能を最大限活かすのであれば、ただ取り付けるだけ、ただ機能が良いものを選ぶだけではそれは叶いません。
必ず今回紹介した条件が問題ないかを確認したうえで、エアコンを取り付ける場所を選びましょう。
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